スペインの首都マドリードの観光、トレドやセゴビアやコルドバなどマドリードからの日帰旅行、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリーのサッカー観戦などの体験談を綴りました。
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 そちぷのスペインMadrid旅行記2008 Day1

アムステルダムのスキポール国際空港を18:00過ぎに発ったKL1705便が、マドリードのバラハス国際空港に到着したのは20:30頃だった。

預入荷物をピックアップして到着ゲートに進むと、多くの出迎えの人がいた。そこを素通りして、空港内をさっと見渡すと、ツーリスト・インフォも到着ゲート近くにある広くてきれいな空港だった。

ツーリスト・インフォで地下鉄駅への行き方を教えてもらった後は、空港内にある案内板の「Metro」という文字を頼りにメトロ(地下鉄)8号線Aeropuerto駅へと歩いた。バラハス空港T2(第2ターミナル)の到着ゲート近くのエスカレーターを上がり、案内板にそって動く歩道を進むにつれ、他のターミナルからの利用者の姿も次第に増えた。約5分程で、メトロAeropuerto駅に到着。

21:00頃の駅はバックパックやスーツケース姿のいかにも旅行者がたくさんいて、10台くらいあった券売機全ての前には、切符を買う人の姿があった。切符売場には、案内カウンターがあり係員2人がいたが、切符は自動券売機で買うようにと言われた。回数券のメトロブス(MetroBus)を購入し、最初の目的地Nuevos Ministerios駅へ。

Aeropuerto駅からNuevos Ministerios駅まで乗換えなしで所要約15分。21:30過ぎにNuevos Ministerios駅に到着して地上出口に出ると、外はすっかり暗くなってオレンジ色の街灯が灯っていた。

大通りにはたくさんの車が走っており、すぐにタクシーを停めることが出来た。タクシーの中からおっちゃん運転手が降りてきて、スーツケースをトランクに入れてくれた。タクシーに乗り「オラ。ブエノス・ノーチェス。オテル・グラン・アトランタ、ポル・フォボール」と伝えて、念のためホテルの住所とgoogleマップを印刷したA4用紙も運転手に差し出した。おっちゃん運転手は「シィ」と言い、直ぐにタクシーを発車。

エル・コルテ・イングレス(El Corte Ingles)の大きな広告が見える大通りを進むと、右側に青白い光に照らされた巨大なスタジアムが見えてきた。おぉ!と思い、「オー、サンティアゴ・ベルナベル?」と思わず言うと、おっちゃん運転手が「シィ。」と答えてくれた。さらに、何やらスペイン語で話しだした。あいにく私達はスペイン語はほとんど分からないので、「ノ、エッティエンド・ビエン・エスパニョール。アブラ・イングレス?」と丸覚えフレーズを返す。

おじさん運転手はあまり英語が話せなかったが、それでもスペイン語9割英語1割で色々話そうとしてくれた。逆に私達は英語9割スペイン語1割だったが、楽しい会話になりました(笑)。

おじさん運転手はアトレティコ・マドリーのファンである事や、明日の夜にはアトレティコ・マドリーとヘタフェの試合(両方マドリードが本拠地のチーム同士)を見に行くこと、など色々教えてくれた。「レアル・マドリード イズ フォー リッチピープル」と笑いながら話してくれたりしているうちに、ホテルに到着した。スーツケースを降ろしてくれ、「レアル・マドリードのスタジアム近くで観光客を狙う詐欺とか悪い人もいるから気をつけるんだよ。」めいた事を話してくれて、楽しい会話は終了。ああいう人がいい運転手なんだろうな、と一同実感。

Nuevos Ministerios駅からHotel Gran Atlantaまでは、タクシーで約10分、約5ユーロ(運賃4.5ユーロ+チップ0.5ユーロ)でした。

22:00前、Hotel Gran Atlantaにチェックイン。フロントでバウチャーとパスポートを渡して手続きをしてもらい、カードキーを受け取った。エレベーターに乗り、部屋のある階で降りると、部屋番号の並びが奇数と偶数に分かれていた。片側に401、403、405と部屋が並び、その逆側に402、404、406といった感じ。

Hotel Gran Atlantaは、レアルマドリードのホームスタジアムから徒歩約10分の所にあるホテル。四つ星ホテルですが、マドリード市内北部という立地場所のせいか、宿泊料金が他のホテルよりリーズナブルでした。わたしの場合、マドリード入りする約1週間前にBooking.comからオンライン予約をしました。Double / Twin Room 2泊(朝食なし)で、203.3ユーロでした。宿泊した部屋自体は、ミニバー付きで、大きなクローゼットもあり、広めの浴室も綺麗な部屋でした。

立地場所に関しては、メトロ1号線Alvarado駅へもホテル前の1本道を徒歩約5分の所で便利な場所だと思いました。レアル・マドリードのホームスタジアムへも大通り沿いにまっすぐ歩くだけでOKなので、アクセスしやすかったです。実際、22:00キックオフなど夜遅い試合でも15分位あればホテルに歩いて戻ってこれました。

ホテルでの食事に関しては、フロントで朝食料金を聞きましたが、高め(10ユーロ以上)でした(ので利用しませんでした)。。が、ホテルの目の前にBARがありました。宿泊した部屋の窓からも見えていたのですが、早朝から深夜まで営業しているお店でした。ホテル自体が住宅街の中にある感で、周囲には地元客メインのBARなど小さなお店が結構ありました。

そんなHotel Gran Atlantaにチェックイン後、明日の準備をしてマドリード到着初日は終了。明日はレアル・マドリードの試合を見るぞっと!


マドリード上空にて。



バラハス国際空港にて。



Aeropuerto駅の切符売場。



Aeropuerto駅のプラットフォーム。



Nuevos Ministerios駅の地上出口でたところ。



宿泊した部屋(Hotel Gran Atlanta)



浴室・トイレ(Hotel Gran Atlanta)



窓からの眺め(Hotel Gran Atlanta)


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掲載内容は筆者の体験に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。